こういった練習は悪く言えばすごく地味。しかも、いきなり効果がでるものではない。だけど、それをコツコツできている。今、すごく活躍している小祝さくらさんもそうですよね。素振りを毎日毎日続けている。その結果が今の彼女を作り上げた。山下さんも自分の練習を持っているということ。それはつまり、調子が悪くなったときでも「基本があるから、帰る場所がある」ということなんですよね。けれでも、だいたいの選手は地道な練習ではなく、違う練習に浮気をしたり、全然違うことを始めたりする。本当に強い人はラウンド前と後の練習を見れば大体わかりますよ。
また、ドローヒッターの山下さんが右ピンの多かった最終日にもバーディを獲れたのは球を曲げない技術を持っているからです。それはどこで身に付けたかと言ったら、今回、多くのメディアに取り上げられた100ヤード以内のウェッジショットの練習です。ウェッジはクラブのなかでも引っかかる率の高いクラブです。そのクラブで左に曲げないような技術を身に付けたから、長いクラブでも攻めていけたのだと思います。ここでも地道な練習が実を結びました。
今の女子ツアーはバーディを獲れる能力がなければ勝てなくなりました。そして3日間すべての日で伸ばさないとダメ。そして何よりも平均飛距離があがっている。そんなパワーゴルフとなるなかで、体が大きくなくても2位に大きく差をつけた山下さんの優勝は、また女子ツアーの流れを変えるものだと思います。
最後に一つ。今回多く取り上げられましたが、やはり山下さんは人間性も素晴らしい。だからこそ勝てたのだと思います。地味な練習を継続できて、人間性が良くなければ長く活躍することはできません。活躍しても、変わらない。そんな部分も小祝さんに通じる強さを感じましたね。
また、ドローヒッターの山下さんが右ピンの多かった最終日にもバーディを獲れたのは球を曲げない技術を持っているからです。それはどこで身に付けたかと言ったら、今回、多くのメディアに取り上げられた100ヤード以内のウェッジショットの練習です。ウェッジはクラブのなかでも引っかかる率の高いクラブです。そのクラブで左に曲げないような技術を身に付けたから、長いクラブでも攻めていけたのだと思います。ここでも地道な練習が実を結びました。
今の女子ツアーはバーディを獲れる能力がなければ勝てなくなりました。そして3日間すべての日で伸ばさないとダメ。そして何よりも平均飛距離があがっている。そんなパワーゴルフとなるなかで、体が大きくなくても2位に大きく差をつけた山下さんの優勝は、また女子ツアーの流れを変えるものだと思います。
最後に一つ。今回多く取り上げられましたが、やはり山下さんは人間性も素晴らしい。だからこそ勝てたのだと思います。地味な練習を継続できて、人間性が良くなければ長く活躍することはできません。活躍しても、変わらない。そんな部分も小祝さんに通じる強さを感じましたね。