その利点について本人は、こう話す。「森さん(森守洋コーチ)と話した時に、アドレス時の目線がドローヒッターのものではないと言われました。体も変わって、本当は(左に出して)右に曲げたいのに、無理やりつかまえようとしていた。体にも負担かかっていたと思います」。現在のドライバーショット時の適正がフェードにあったことで、これがスンナリとハマった。
これについては森コーチも、「元々フェースを捻じらないタイプ。それがドローをかけようと下からきて捻じれていた。堀さんはドローを打ちたがっていましたが、ドライバーはフェードでいいんじゃないと言った。そうしたらドローも良くなってきましたね」と説明する。今は「フェードを極めたい」とクラブも調整。ドライバー不振がきっかけとなり不遇の時間を過ごしてきたが、「イメージが湧きやすくなって、自信を持って振りにいけています」と、コース上で笑顔も戻った。
今の状態なら目標とする18年以来のシード復帰はおろか、初優勝も視野に入ってくる。さらに「アイアンはドロー。ちょっと(クラブが)寝て入るクセがあったんですけど、しっかりとダウンブローに入れられるようになりました」と、この改善は他のプレーにもいい影響を及ぼす。苦しんだ日々が、終わりを迎えるのも近そうだ。(文・間宮輝憲)
これについては森コーチも、「元々フェースを捻じらないタイプ。それがドローをかけようと下からきて捻じれていた。堀さんはドローを打ちたがっていましたが、ドライバーはフェードでいいんじゃないと言った。そうしたらドローも良くなってきましたね」と説明する。今は「フェードを極めたい」とクラブも調整。ドライバー不振がきっかけとなり不遇の時間を過ごしてきたが、「イメージが湧きやすくなって、自信を持って振りにいけています」と、コース上で笑顔も戻った。
今の状態なら目標とする18年以来のシード復帰はおろか、初優勝も視野に入ってくる。さらに「アイアンはドロー。ちょっと(クラブが)寝て入るクセがあったんですけど、しっかりとダウンブローに入れられるようになりました」と、この改善は他のプレーにもいい影響を及ぼす。苦しんだ日々が、終わりを迎えるのも近そうだ。(文・間宮輝憲)