ここ3年ほどは、アプローチ時に手が動かなくなる「イップス」に苦しめられてきたが、それも「今年のオフにほとんど解消されて、徐々に打てるようになっている」と快方に向かっている。「1人で考えるのが好き」という植竹は、この苦難もアプローチがうまい人のプレーを見てイメージを湧かせ、それを自らに取り入れるという“我流”で克服。「以前に比べてサンドウェッジを持つ機会がすごく増えて、(アプローチで)ユーティリティを使うことがなくなった」。これも今年自信を深める要因の1つになっている。
今年4月の「ヤマハレディース葛城」初日に、ぎっくり腰を発症し棄権。高校1年生の時に初めて痛みを覚え、ヘルニアも2カ所抱えるここがウィークポイントでもある。ただその後無理せずしっかりと3週間休み、さらに治療も続けたことで「90%」まで回復。心技体ともに、今は不安がない状態といえる。
「あまり気負わず、“来週に向けて”くらいの気持ちでプレーしたい。そうしないと緊張して手が動かなくなってしまうので気楽に」。初優勝へ向け最高のスタートを切ったが、それを意識せず2日目も戦っていく。「同級生にたくさん強い子がいるのは、闘争心も上がりますし、切磋琢磨してやっていけたら」と、他の黄金世代の活躍ぶりも刺激となっている。その新たな優勝者に名を連ねるチャンスが到来した。(文・間宮輝憲)
【黄金世代優勝者(優勝順)】
勝みなみ
畑岡奈紗
新垣比菜
大里桃子
河本結
渋野日向子
原英莉花
小祝さくら
淺井咲希
今年4月の「ヤマハレディース葛城」初日に、ぎっくり腰を発症し棄権。高校1年生の時に初めて痛みを覚え、ヘルニアも2カ所抱えるここがウィークポイントでもある。ただその後無理せずしっかりと3週間休み、さらに治療も続けたことで「90%」まで回復。心技体ともに、今は不安がない状態といえる。
「あまり気負わず、“来週に向けて”くらいの気持ちでプレーしたい。そうしないと緊張して手が動かなくなってしまうので気楽に」。初優勝へ向け最高のスタートを切ったが、それを意識せず2日目も戦っていく。「同級生にたくさん強い子がいるのは、闘争心も上がりますし、切磋琢磨してやっていけたら」と、他の黄金世代の活躍ぶりも刺激となっている。その新たな優勝者に名を連ねるチャンスが到来した。(文・間宮輝憲)
【黄金世代優勝者(優勝順)】
勝みなみ
畑岡奈紗
新垣比菜
大里桃子
河本結
渋野日向子
原英莉花
小祝さくら
淺井咲希