初日5位発進と好スタートを切った千怜は、2日目は5つのボギーを叩きトータル1オーバー・70位タイまで順位を下げ予選落ちとなった。「リラックスしてスタートできたけど、緊張というよりはただ単にミスが重なって、うまく立ち直ることができませんでした」とこの結果には唇をかむ。しかし最終18番で、普段とは逆の左打ちをしないといけない状況となったグリーン左手前の池付近からのアプローチを、何度も素振りをしたうえで試みるなど、最後まで戦う姿勢をみせた。ラウンド後には「私のぶんまで頑張ってほしいなと思います」と姉にエール。その思いも背負い、姉は最後の18ホールへ向かう。
ツアー史上8人目のアマチュア優勝を達成すれば、テスト免除で即プロ転向が叶う。だが、「もちろんチャンスではありますが、心の片隅に勝ちたいという気持ちは持ちつつ、とりあえず明日は笑顔で楽しむだけ。結果的に優勝できれば」と、はやる気持ちを押さえながら最後の18ホールをプレーする。明愛の自己ベスト『63』は、ここ浜野GCで行われた昨年7月の日本女子オープン地区予選で出したもの。快挙達成は、決して夢物語ではない。(文・間宮輝憲)
ツアー史上8人目のアマチュア優勝を達成すれば、テスト免除で即プロ転向が叶う。だが、「もちろんチャンスではありますが、心の片隅に勝ちたいという気持ちは持ちつつ、とりあえず明日は笑顔で楽しむだけ。結果的に優勝できれば」と、はやる気持ちを押さえながら最後の18ホールをプレーする。明愛の自己ベスト『63』は、ここ浜野GCで行われた昨年7月の日本女子オープン地区予選で出したもの。快挙達成は、決して夢物語ではない。(文・間宮輝憲)