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30ヤードのランが稼げるドライバーの着陸角度は、35度以下だった【女子プロって何で飛ぶの?】

30ヤードのランが稼げるドライバーの着陸角度は、35度以下だった【女子プロって何で飛ぶの?】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年5月7日 17時02分

では、どうすれば理想的なランディングアングルになるのか、石井氏は続ける。「アマチュアが参考にしたいのは、原英莉花選手や有村智恵選手のようなダウンブロー傾向ではなく、アッパー軌道で打っている人。小祝さくら選手が理想的ですね」

ここで小祝のデータに目を移してみよう。ヘッドスピード41.6m/sでボール初速62.4 m/s、2.4度のアッパー軌道で打ち出し角は12.2度、スピン量は2203rpm。結果として、ランディングアングルは30.1度となり、キャリー221.9ヤード、トータル251.5ヤードを記録した。西村と同様に約30ヤードのランを稼いでいる。

小祝さくらのランディングアングルに近づけるためには、自分に合ったドライバー選びが重要になる。「スピン量が3000rpmで多いという思考はやめたほうがいいです。デシャンボーはいろんな球を打ちますけど、2000台後半のスピン量がある。スピン量にこだわりすぎると、どんどんロフトが立ってオーバースペックになる危険も。ランは稼げるかもしれませんが、今度はキャリーが出なくなります」。女子プロのようにキャリー+ランで飛ばせるドライバーを選ぼう。

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