＜ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ　最終日◇9日◇茨城GC東C（茨城県）◇6630ヤード・パー72＞

西村優菜が制した今年の公式戦初戦は、今後の出場権をかけた争いのラストスパートの場にもなった。大会後に優先出場権を見直す第1回リランキングを実施。2019年末のQT（予選会）で決まった優先出場ランキングが入れ替わった。

爆笑中！この2人もリランキングで出場権を増やしそう【大会ライブフォト】

1位・笹生優花、2位・西村、3位・渡邉彩香、4位・山下美夢有の上位4選手は、すでに今季優勝者として来季いっぱいまでのフル出場権（西村はメジャー優勝で3年シード）が与えられている。

今回のリランキングによって優先出場権が決まるのは、次の第2回が予定されている7試合後まで。例年とは出場人数が異なる試合もあるため多少の変動は見込まれるが、おおむね40位前後までに入っている選手は多くの試合出場が叶いそうだ。

現在、割り当てられているQTランクから大きく優先出場順位を上げた選手には、5位の田辺ひかり（QT46位）、15位の野澤真央（同52位）、23位の山路晶（同107位）、31位の宮田成華（同185位）、32位の林菜乃子（同101位）らがいる。シード復帰を狙う堀琴音も、QT164位から37位までジャンプアップ。今後、さらにレギュラーツアーの会場で見る機会が増えそうだ。