高弾道を打てる一番の要因はクラブフェースの使い方にあるという。「オープンフェース気味のトップポジションを作り、振り抜くことでボールがフェースにしっかり乗り、適正よりも多くの縦のスピンを入れられます。そのぶんめくれていくようなかたちで高い球が打てるのです」。
「今はその“いいトップ”からうまく左に振り抜けています。振り遅れ気味だったのが、体に巻きつくような感じがありますね。ここがこのオフに変えた部分だと思います。しっかり振り切れているから、その反動で戻すようなしぐさも出てきました。そのぶん、しっかりフェースにボールを乗せられるようになりましたね」
そのショットが最大限に発揮されたのが、プレーオフ3ホール目の2打目。18番ホールは496ヤードのパー5で、大里は残りが235ヤード、5番ウッドで5メートルに付けて勝負を決めた。「高弾道の球がフォローの風に乗って伸びて行きましたが、スピンが効いているから手前で落ちてしっかり止まる。大里さんの良さが詰まった一打でした」。
■ショットメーカーが陥りやすい、悩みが始まる悪魔の言葉
一方で18年に優勝を挙げて以降、悩みに悩んだのがパッティング。同年に30センチを外して違和感を覚えてからドツボにハマっていた。大里が試行錯誤のすえにたどり着いたのが、3種類の握り方を気分によって変えるスタイル。通常の順手、クロウグリップ、左手を添える逆クロウグリップを使い分けている。
「指に変な力が入らないクロウで打ち、返しを逆クロウで入れているのを見ていいなと思いました。ファーストパットがカップを過ぎた後の返しを入れるのって悩んでいる人にとってすごく嫌なもの。それを、手を持ち替えて悩みのない状態で打つ。その時に気持ちの良い打ち方を選ぶというのはアリだと思います」
「今はその“いいトップ”からうまく左に振り抜けています。振り遅れ気味だったのが、体に巻きつくような感じがありますね。ここがこのオフに変えた部分だと思います。しっかり振り切れているから、その反動で戻すようなしぐさも出てきました。そのぶん、しっかりフェースにボールを乗せられるようになりましたね」
そのショットが最大限に発揮されたのが、プレーオフ3ホール目の2打目。18番ホールは496ヤードのパー5で、大里は残りが235ヤード、5番ウッドで5メートルに付けて勝負を決めた。「高弾道の球がフォローの風に乗って伸びて行きましたが、スピンが効いているから手前で落ちてしっかり止まる。大里さんの良さが詰まった一打でした」。
■ショットメーカーが陥りやすい、悩みが始まる悪魔の言葉
一方で18年に優勝を挙げて以降、悩みに悩んだのがパッティング。同年に30センチを外して違和感を覚えてからドツボにハマっていた。大里が試行錯誤のすえにたどり着いたのが、3種類の握り方を気分によって変えるスタイル。通常の順手、クロウグリップ、左手を添える逆クロウグリップを使い分けている。
「指に変な力が入らないクロウで打ち、返しを逆クロウで入れているのを見ていいなと思いました。ファーストパットがカップを過ぎた後の返しを入れるのって悩んでいる人にとってすごく嫌なもの。それを、手を持ち替えて悩みのない状態で打つ。その時に気持ちの良い打ち方を選ぶというのはアリだと思います」