そして、この勝利で目標の1つに近付けることにもなった。東京五輪出場権の基準になるロレックスランキング(世界ランク)で19ポイントが上積みされる。これで現在31位からのランクアップも確実となり、見込みでは現在日本勢2番手につける古江彩佳(25位)を抜くことになる。26位で同3番手の渋野日向子が、現在米ツアーの「ピュアシルク選手権」で上位争いを続けており、その結果次第にはなるが、今回の優勝で稲見が五輪出場権内に浮上する可能性も出てくる。
「オリンピックは日の丸を背負って、数少ない人しか出られない場所というイメージ。出場できたら名誉なこと」。こう話す舞台は確実にその視野に入ってきた。今年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」終了時点での世界ランクは63位。驚異のペースで、ここまで駆け上がってきた。
「大事な時に結果を出せる人は強い。“ここ一番”で決められる選手が(日本代表に)なれる」。もちろん油断はできない、し烈な争いは6月まで続いていく。日の丸がついたウェアに袖を通すためにも、ここからも結果を残し続けていく。(文・間宮輝憲)
「オリンピックは日の丸を背負って、数少ない人しか出られない場所というイメージ。出場できたら名誉なこと」。こう話す舞台は確実にその視野に入ってきた。今年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」終了時点での世界ランクは63位。驚異のペースで、ここまで駆け上がってきた。
「大事な時に結果を出せる人は強い。“ここ一番”で決められる選手が(日本代表に)なれる」。もちろん油断はできない、し烈な争いは6月まで続いていく。日の丸がついたウェアに袖を通すためにも、ここからも結果を残し続けていく。(文・間宮輝憲)