言葉通りフェアウェイキープは28回中25回。これは2日間で7番目の数字だ。さらに工藤はスプーンでも「キャリーで240ヤード」という飛距離が出るため、6605ヤードと比較的距離の長いコースも苦にならない。「スピンが必要なホールかどうかでどちらを持つか考えています。そのジャッジがうまくいきました」とアンジュレーションの多いグリーンに対してティショットからの逆算が成功した。
また、「ほけんの窓口レディース」で福岡に行った際には1日だけ“家”に帰り、福岡ソフトバンクホークスの監督である父・公康氏と話した。「こうしたほうがいいぞ、と色々アドバイスをもらいました」。その一つが「ボールを上からつぶし過ぎてるぞ」というもの。「練習だけでもロブショットを打った方がいい」と言われ、さっそく取り入れている。
プロとしての初優勝を目指すと同時に、工藤は18年に早稲田大学の人間科学部の通信教育課程に入学。臨床心理学などを学んでいる。また、昨年4月から週2回のメンタルトレーニングも導入。「勉強していることが生きています」とこの日のプレーにもいい影響を及ぼした。「明日から緊張すると思う。それを受け入れて頑張っていきたい」。7年前とは同じ轍を踏むつもりはない。(文・秋田義和)
また、「ほけんの窓口レディース」で福岡に行った際には1日だけ“家”に帰り、福岡ソフトバンクホークスの監督である父・公康氏と話した。「こうしたほうがいいぞ、と色々アドバイスをもらいました」。その一つが「ボールを上からつぶし過ぎてるぞ」というもの。「練習だけでもロブショットを打った方がいい」と言われ、さっそく取り入れている。
プロとしての初優勝を目指すと同時に、工藤は18年に早稲田大学の人間科学部の通信教育課程に入学。臨床心理学などを学んでいる。また、昨年4月から週2回のメンタルトレーニングも導入。「勉強していることが生きています」とこの日のプレーにもいい影響を及ぼした。「明日から緊張すると思う。それを受け入れて頑張っていきたい」。7年前とは同じ轍を踏むつもりはない。(文・秋田義和)