＜ヨネックスレディス　初日◇4日◇ヨネックスCC（新潟県）◇6435ヤード・パー72＞

国内女子ツアーは新潟に舞台を移し、「ヨネックスレディス」が開幕した。夏場に入る前の大事な試合として、例年熱戦が展開される本大会。不動裕理、大山志保、古閑美保といった歴代賞金女王も制してきた。そんな戦いも、今年は初日から熱い組み合わせに注目だ。前回大会優勝の上田桃子、5月に大ブレイクした大里桃子、そして主戦場を国内ツアーに戻した河本結だ。

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昨年大会はコロナ禍のため中止となったが、2019年大会を制したのが上田。この優勝のあとは不振に陥り2年間優勝から遠ざかっていたが、先月の「パナソニックオープンレディス」で優勝。そのときプレーオフを戦ったのが大里だった。

大里も18年8月にツアー初優勝を果たしてからは結果が出ずに苦しんだが、悩みに悩んでいたパッティングの向上で5月は優勝1回に2位が4回とツアーの中心へとはい上がってきた。18年6位タイ、19年7位タイと本大会との相性もよく、シーズン2勝目も狙えそうだ。

河本は、先週の「リゾートトラスト レディス」前に、米ツアー撤退を発表。国内ツアー専念を表明したばかり。1年半の米挑戦を経て成長した姿を見せて、1年3カ月ぶりのツアー2勝目といきたいところだ。