＜ヨネックスレディス　初日◇4日◇ヨネックスCC（新潟県）◇6435ヤード・パー72＞

先週の「リゾートトラストレディス」で、男女通じて日本ツアー初となる1ラウンドで2度のホールインワンという偉業を成し遂げた山路晶が、今週は上位争いでツアーを盛り上げそうだ。

雨がすごすぎて…こんな場所で“ウォーターショット”！？【大会ライブフォト】

初日は4バーディでボギーなしと満足のラウンド。4アンダーでフィニッシュし、首位の笠りつ子に2打差の2位タイにつけた。「危ないパーパットが入ってくれた。パットがよかったですね」。パット数は29。4つのバーディのうち3つが、3〜4メートルとやや距離を残したチャンスを沈めたものだったのも大きい。

先週は愛知で、まさに主役級の話題を提供した。第2ラウンドの3番、7番の両パー3でエースを決め、本人でさえ「こわっ！」と目を丸くした。しかし、結果はトータル4オーバーで予選落ち。その“荒波”の原因は曲がるドライバーショットが原因だった。それでも、「練習で修正できたので気持ち的に楽に（今週は）入れました」と、この予選落ちを無駄にはせず、今週につなげることができた。

「（数は）分からない（笑）」というほど、“Wエース達成”直後には祝福の電話やメッセージが鳴りやまなかったが、それは先週の話と今は切り替えられている。ただし「攻めのプレーをして、もっとたくさんバーディが獲れるよう頑張ります」という攻撃的な姿勢に変わりはなし。今週もしっかりとピンを狙い、最終日まで戦い切ったうえで主役の座を射止めたい。