今大会は主催のサントリーが全英女子オープンの公式ドリンクサプライヤーになったことで、上位2名には8月の同大会への出場権が付与されるが、これも励みの一つ。「モチベーションになります」としながらも、コロナ禍の状況では「複雑です」と、出場権を獲得しても渡英するかどうかは微妙だ。

様々な気持ちが交錯する大会となるが、まずは目の前の試合で結果を残ることだけに集中する構え。「まず日本で活躍しないと海外ツアーは厳しい」と、目標とする将来の海外進出を実現するためには、まずは日本で優勝を目指す。

同期の笹生の優勝は刺激にはなっているが、焦りはなし。一歩一歩進んでいく安田の快進撃はこれからだ。