<宮里藍 サントリーレディスオープン 3日目◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>
3日続けてのボギーフリーラウンドで、稲見萌寧が単独トップを守った。トータル16アンダーまで伸ばし、2位との差は4打。最終日を前に今季7勝目へ、独走態勢を築いた。
稲見萌寧の本気キックが迫力ありすぎ
側から見ると、実に簡単そうに6個ものバーディを奪っていった。「自分的には後半ショットが荒れていた」というが、それでもボギーは叩かない。7番ではティショットが左の木に当たって落ちるピンチも迎えたが、「ピンは木よりも右。ライもいいわけではないけど、5番ウッドで球を上げるイメージで打った。完璧でした」とパーオンに成功し、難を逃れた。
「(ボギーなしで回ることを)メインに考えていました。2日間打ってないし、きょうも頑張ろう」。スタート前の決意を、しっかりと現実のものにした。これで自身の前戦となった「リゾートトラストレディス」最終ラウンドの13番から継続するノーボギー記録を60ホールに伸ばした。
4日間大会で1つもボギーを打たずに優勝すれば、ホールバイホールのスコア記録が残る1990年以降では初となる。「もちろんノーボギーであがれればいい」というが、「明日がすべてではないし、全部を注ぐことはない」とこれを強く意識することはない。いつも通り淡々と優勝争いを戦っていく。(文・間宮輝憲)
3日続けてのボギーフリーラウンドで、稲見萌寧が単独トップを守った。トータル16アンダーまで伸ばし、2位との差は4打。最終日を前に今季7勝目へ、独走態勢を築いた。
稲見萌寧の本気キックが迫力ありすぎ
側から見ると、実に簡単そうに6個ものバーディを奪っていった。「自分的には後半ショットが荒れていた」というが、それでもボギーは叩かない。7番ではティショットが左の木に当たって落ちるピンチも迎えたが、「ピンは木よりも右。ライもいいわけではないけど、5番ウッドで球を上げるイメージで打った。完璧でした」とパーオンに成功し、難を逃れた。
「(ボギーなしで回ることを)メインに考えていました。2日間打ってないし、きょうも頑張ろう」。スタート前の決意を、しっかりと現実のものにした。これで自身の前戦となった「リゾートトラストレディス」最終ラウンドの13番から継続するノーボギー記録を60ホールに伸ばした。
4日間大会で1つもボギーを打たずに優勝すれば、ホールバイホールのスコア記録が残る1990年以降では初となる。「もちろんノーボギーであがれればいい」というが、「明日がすべてではないし、全部を注ぐことはない」とこれを強く意識することはない。いつも通り淡々と優勝争いを戦っていく。(文・間宮輝憲)