「コーチだけでなくキャディもやることって大変だと思うんです。それに7年間も一緒ってなかなかいないですよね。いろいろ意見が食い違うときもあったけど、それでも“コース内にコーチがいることはいいことも多い”とポジティブに考え続けてやることができました。よくしようといろいろやってくれていると思いましたし、私も信じ切ってやることができたのが良かったと思います」
その“積み重ね”は着実に実を結んだ。今回の練習ラウンドでもそれを感じることができた。「求める打感、球筋に対して、こういう球がでたからこういう練習しよう、とこれまで二人でやってきたことでそういう風に考えられるようになっていました」。なぜいい球が出たのか、悪かったのか。そこに対してどうアプローチすればいいのか。それは不調の時期を含めて二人で取り組んできたからこそ、対処法を言わずとも分かる。それが二人三脚で歩んできた“成長”だった。
技術面以外でも大いに助けられた。考え始めていた潮時。それはコーチの前でも口にするようになっていた。そんな思いを払しょくしてくれたのも、また大西氏だった。「コーチは私に“諦めること”を諦めさせてくれたと思います。本当に感謝しかありません」。コーチの後押しもあってやり続けた結果、前回の優勝時に出ていた「短縮競技の1勝だから…」、「強い選手が出ていなかったから…」といったネガティブな声は完全に断ち切ることができた。
『悲願だった2勝目を達成することができて、燃え尽きている部分はないですか』という問いにも、すぐさま「それはないですね」と明るい声で否定した。
「前回は“2勝目ってどうやるんだろう”という感じでしたが、今は3勝目への道筋が見えているような気がします。だから練習に向かうエネルギーも大きくなっています。今は3勝目がとても楽しみですね」
“何もわからなかった”から4年。全く景色の違った2つ目のタイトルだっ
その“積み重ね”は着実に実を結んだ。今回の練習ラウンドでもそれを感じることができた。「求める打感、球筋に対して、こういう球がでたからこういう練習しよう、とこれまで二人でやってきたことでそういう風に考えられるようになっていました」。なぜいい球が出たのか、悪かったのか。そこに対してどうアプローチすればいいのか。それは不調の時期を含めて二人で取り組んできたからこそ、対処法を言わずとも分かる。それが二人三脚で歩んできた“成長”だった。
技術面以外でも大いに助けられた。考え始めていた潮時。それはコーチの前でも口にするようになっていた。そんな思いを払しょくしてくれたのも、また大西氏だった。「コーチは私に“諦めること”を諦めさせてくれたと思います。本当に感謝しかありません」。コーチの後押しもあってやり続けた結果、前回の優勝時に出ていた「短縮競技の1勝だから…」、「強い選手が出ていなかったから…」といったネガティブな声は完全に断ち切ることができた。
『悲願だった2勝目を達成することができて、燃え尽きている部分はないですか』という問いにも、すぐさま「それはないですね」と明るい声で否定した。
「前回は“2勝目ってどうやるんだろう”という感じでしたが、今は3勝目への道筋が見えているような気がします。だから練習に向かうエネルギーも大きくなっています。今は3勝目がとても楽しみですね」
“何もわからなかった”から4年。全く景色の違った2つ目のタイトルだっ