それでも「本当だったらダイキンみたいにショットがいい状態で迎えたかった」との思いもある。「ショットが良くないなかで、スコアも出てバーディも獲れているので、自分に少しの運があると思って頑張りたい」と気持ちに折り合いをつけている。

あすの最終日を終えて、リーダーボードの一番上に名前があれば、17年の「北海道 meiji カップ」以来、4年ぶりのツアー2勝目となる。19年にシード落ちしているため、一気に返り咲くチャンスでもある。「結果的に勝てたら一番いい。あしたも下から伸ばしてくると思うので、負けずに伸ばせるように一生懸命やりたい。2日間ともアンダーで回れているので、あしたも普通にやればアンダーで回れると思うので頑張りたい」。

ラウンド後、森田は練習場で「いつもやっている」アドレスのアライメントのチェックを中心に30分の調整を行った。「毎日1ミリずつ、自分が思っているショットに近づけるように努力している」。ショットが復調すれば、一気に抜け出す可能性もある。