<ニチレイレディス 最終日◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6550ヤード・パー72>
久々に袖ヶ浦カンツリークラブでこの人の笑顔が満開となった。「ニチレイレディス」最終日、申ジエ(韓国)が4ホールにわたる全美貞(韓国)とのプレーを制して、2016年以来となる大会4勝目を挙げた。
“メガネ女子”だったころの申ジエ【写真】
4打差9位タイで迎えた最終日。最初からアクセル全開だった。ピン右4メートルを沈めて“おはようバーディ”を奪うと、ボギー1つを挟んで2つのバーディを奪って折り返し。さらにサンデーバックナインでは4バーディ。最終日に強い“ファイナルラウンドクイーン”の名にふさわしいプレーで、韓国の先輩・全とのプレーオフに持ち込む。
さらに“女王”が強さを発揮したのがプレーオフだった。ともに日本で20勝以上挙げている名手たちは互いに譲らず、バーディを奪い続ける。鬼気迫る相手のプレーに、十分やり切ったという思いも目覚めたが「これで満足したらだめ。絶対優勝すると思ってプレーしました」と自らを鼓舞。そして4ホール目に2オンを決めると11メートルのパットを2パットで沈め、激闘に終止符を打った。
今年は来日してから10試合連続で未勝利。普通の選手であれば“さもありなん”ということも、元世界ランク1位のジエとなれば“何が起こっているのか”となってしまう。なぜそうなったかと言えば、オフに韓国に帰って家族とゆっくり過ごせないストレスもあったが、それ以上に“どうしていいか分かりづらい”自分の状態を感じていた。
久々に袖ヶ浦カンツリークラブでこの人の笑顔が満開となった。「ニチレイレディス」最終日、申ジエ(韓国)が4ホールにわたる全美貞(韓国)とのプレーを制して、2016年以来となる大会4勝目を挙げた。
“メガネ女子”だったころの申ジエ【写真】
4打差9位タイで迎えた最終日。最初からアクセル全開だった。ピン右4メートルを沈めて“おはようバーディ”を奪うと、ボギー1つを挟んで2つのバーディを奪って折り返し。さらにサンデーバックナインでは4バーディ。最終日に強い“ファイナルラウンドクイーン”の名にふさわしいプレーで、韓国の先輩・全とのプレーオフに持ち込む。
さらに“女王”が強さを発揮したのがプレーオフだった。ともに日本で20勝以上挙げている名手たちは互いに譲らず、バーディを奪い続ける。鬼気迫る相手のプレーに、十分やり切ったという思いも目覚めたが「これで満足したらだめ。絶対優勝すると思ってプレーしました」と自らを鼓舞。そして4ホール目に2オンを決めると11メートルのパットを2パットで沈め、激闘に終止符を打った。
今年は来日してから10試合連続で未勝利。普通の選手であれば“さもありなん”ということも、元世界ランク1位のジエとなれば“何が起こっているのか”となってしまう。なぜそうなったかと言えば、オフに韓国に帰って家族とゆっくり過ごせないストレスもあったが、それ以上に“どうしていいか分かりづらい”自分の状態を感じていた。