するとエースパターのヘッドである『ストロークラボTEN ショートサイトライン』にSTROKE LABの赤いシャフトをさしたものが、すでに会場入りしていたため細かいデータこそ取れなかったものの、使ってみると手ごたえは良かった。「打感とかはあまり変わらないのですが、より芯にあたりやすくなったと思います」。さらに気分転換的な意味合いもあり、早速の実践投入へという運びとなった。

2020年に3勝を挙げた古江だが、今年はまだ勝利なし。「そこを目指していきたい」と目下のターゲットとなる。『五輪争いが終わって肩の荷が下りた部分は？』という質問に「ないと言ったらウソになります。先週までは注目してもらえて頑張りたい中で、気持ちが集中できず緊張につながっていました」とパターも気持ちも心機一転、ツアー5勝目を目指していく。（文・秋田義和）