さらに北海道のコースといえば、葉が細くて柔らかく、ボールが沈む洋芝が特徴。「グリーンの境目がセカンド地点から見えにくいので、目標地点を定めるのが難しい」というが、それでも「北海道のコースは好き。インパクトを強くというか、ボールとどうコンタクトするかに集中できる。インパクトゾーンが大事になってくると思います」と“苦手意識”はない。

開幕前日の7日は、1年に1回の七夕の日。「ロマンチックですよね」という日には、短冊こそなかったが、「早くコロナが収束しますように。あとは死ぬまでおいしいものがいっぱい食べられますように。今年に限って言えば、笑顔で一年を終えることができますように」という“願い事”を思い浮かべた。おいしいものに関しては、すでに北海道でジンギスカンを食べ英気を養った。相当お気に召したようで、「おいしくて食べすぎちゃいました」とラム肉を満喫した。ここで蓄えたパワーを一気に放出し、優勝争いに食い込みたい。（文・間宮輝憲）