精度の高いショットを武器に今季6勝を積み重ねてきた。しかし、最近は左へのミスが出始め、スコアメイクに苦しんだのが不調の一つの要因となった。その解消のために、「インパクトの時、右手でボールを押してしまうイメージがあった。その“右手でガンッ”をなくそう」とスイングを修正。この効果が出始めている。「スライス、こすり球はOK。左にミスがでなくなっただけでも先週、先々週に比べたら成長できています」。ここからも徹底を続け、さらに不安を小さくしていきたい。
残り1カ月を切った五輪でのラウンド(8月4〜7日)に向けてもいい材料となるが、今は「3週連続予選落ちを阻止できたし、60台も出ていなかったので、そのあたりが大きい」と最低限の仕事を果たせたことに意味を感じる。「失うものもなくなったので、楽しくプレーできそうです」。気持ちも軽い状態で、決勝ラウンドに向かうことできる。
米国ではもう一人の代表も奮起した。2週前の「全米女子プロ」で予選落ちを喫していた畑岡奈紗が「マラソンLPGAクラシック」初日に「61」のビッグスコアを出し、単独首位に立った。そして、それに呼応するかのように稲見も活躍。日本勢のメダル獲得に、光が射す一日になった。(文・間宮輝憲)
残り1カ月を切った五輪でのラウンド(8月4〜7日)に向けてもいい材料となるが、今は「3週連続予選落ちを阻止できたし、60台も出ていなかったので、そのあたりが大きい」と最低限の仕事を果たせたことに意味を感じる。「失うものもなくなったので、楽しくプレーできそうです」。気持ちも軽い状態で、決勝ラウンドに向かうことできる。
米国ではもう一人の代表も奮起した。2週前の「全米女子プロ」で予選落ちを喫していた畑岡奈紗が「マラソンLPGAクラシック」初日に「61」のビッグスコアを出し、単独首位に立った。そして、それに呼応するかのように稲見も活躍。日本勢のメダル獲得に、光が射す一日になった。(文・間宮輝憲)