＜ニッポンハムレディスクラシック　3日目◇10日◇桂ゴルフ倶楽部（北海道）◇6763ヤード・パー72＞

今年はじめての北海道決戦は、決勝ラウンドに突入した。こまかい雨が降るなかで、朝から大勢のギャラリーがコースに詰めかけ、早くも熱気を帯びている。

ギャラリー入場でこんな珍入者も？【大会LIVEフォト】

今大会は史上最長の6763ヤードに設定され、各選手がその距離には悩まされている。ところが上位勢の顔ぶれを見るとフェアウェイキープ率が高い選手が好スコアを出している。そんななかでも注目が集まるのが、やはり飛距離自慢の選手のビッグドライブだ。

3日目の組み合わせを見ると、ひときわ飛距離自慢が集まっているのが、葭葉ルミ、山城奈々、野澤真央の組だ。2日目を終えて平均飛距離1位の葭葉は266ヤード。ツアー1勝もコースは違えど本大会。ドラコン女王として飛距離に定評ある葭葉の飛ばしは一見の価値ありといってよさそう。

そして山城は今大会11番目の飛距離だが、空気を切り裂くような鋭いスイングから放たれるショットは、ツアー随一のハードヒッターならでは。野澤も2019年のドライビングディスタンスで250.46ヤード。7位に入ったロングヒッターの一人だ。