「家族の協力なしではこの場に立てていない」と感謝の気持ちが大きい。「どうやって(恩を)返すかといったら結果しかない。家族に優勝をプレゼントしたいです」と、モチベーションも高い。もちろん、「ママがプロゴルファーですごい、と思われるまで頑張りたい」という愛息への思いと、『ママ大好き』などの言葉もパワーとなる。
ママさんVとなれば、樋口久子、森口祐子らに続き1988年のツアー制度施行後では6人目。また出産後初優勝は、01年5月に塩谷育代が「ヴァーナルレディース」を制して以来、20年ぶりのできごととなる。「プロゴルファーにとって結婚・出産は大きな決断。子供が欲しいなら早く生んで、(ツアーに)戻ってこられることを私が示したい」。家族のため、そして後に続く選手のためにも、「出産を体験したことで怖いものがなくなった」という強いママが通算4勝目を狙う。(文・間宮輝憲)
ママさんVとなれば、樋口久子、森口祐子らに続き1988年のツアー制度施行後では6人目。また出産後初優勝は、01年5月に塩谷育代が「ヴァーナルレディース」を制して以来、20年ぶりのできごととなる。「プロゴルファーにとって結婚・出産は大きな決断。子供が欲しいなら早く生んで、(ツアーに)戻ってこられることを私が示したい」。家族のため、そして後に続く選手のためにも、「出産を体験したことで怖いものがなくなった」という強いママが通算4勝目を狙う。(文・間宮輝憲)