「私はショットが得意。だけど今はそれが上手くいっていない。自分の武器であるショットがよくなれば、いいプレーはできると思います。コースは少し距離が伸びたけど、ラフは例年よりも短い。そして久しぶりの有観客での開催。いいプレーを見せることができるよう、頑張ります」
昨年の本大会はコロナ禍の影響で中止。一昨年の2019年大会で小祝は優勝を遂げた。前回大会のような、ピンにぐんぐん向かっていくようなショットが打てるかどうかがカギだ、と本人はいう。
しかし、プロのトーナメントは毎週行われるハードなスケジュールだ。北から南、東から西への遠距離移動はあるし、ほぼ毎日球を打ち続ける。常に最高のコンディションで試合を迎えられるわけではない。今年、ここまでの19試合すべてに出場している小祝にはなおさらだ。
小祝を指導する辻村明志コーチはいう。「実際は、コースの中でのプレーが今の自分のゴルフ。練習場での自分と違うのは当たり前。毎週、試合で戦うプロゴルファーは、今の自分のゴルフをどうするのかが大事。そこにかかっている」と。
マシンのように寸分違わず、コピーしたように常に同じスイングをできる人はいない。ほんのわずかなスイングの違いとどう付き合っていくのか。続く連戦で置かれた今の状況は、照準を合わせて綿密に準備を重ねてきた開幕戦とは違う。この課題に小祝がどう向き合うのか。優勝したその日の夜もトレーニングを欠かさないという向上心の塊のような小祝だからこそ、わずかな違和感やショットのズレが悩みなのかもしれない。だが、前進することしか知らない小祝は、必ず自分なりの最善の解決法を見つけることだろう。
「目標は、毎回優勝です」と言い切る小祝。明日からの戦いぶりが楽しみだ。
昨年の本大会はコロナ禍の影響で中止。一昨年の2019年大会で小祝は優勝を遂げた。前回大会のような、ピンにぐんぐん向かっていくようなショットが打てるかどうかがカギだ、と本人はいう。
しかし、プロのトーナメントは毎週行われるハードなスケジュールだ。北から南、東から西への遠距離移動はあるし、ほぼ毎日球を打ち続ける。常に最高のコンディションで試合を迎えられるわけではない。今年、ここまでの19試合すべてに出場している小祝にはなおさらだ。
小祝を指導する辻村明志コーチはいう。「実際は、コースの中でのプレーが今の自分のゴルフ。練習場での自分と違うのは当たり前。毎週、試合で戦うプロゴルファーは、今の自分のゴルフをどうするのかが大事。そこにかかっている」と。
マシンのように寸分違わず、コピーしたように常に同じスイングをできる人はいない。ほんのわずかなスイングの違いとどう付き合っていくのか。続く連戦で置かれた今の状況は、照準を合わせて綿密に準備を重ねてきた開幕戦とは違う。この課題に小祝がどう向き合うのか。優勝したその日の夜もトレーニングを欠かさないという向上心の塊のような小祝だからこそ、わずかな違和感やショットのズレが悩みなのかもしれない。だが、前進することしか知らない小祝は、必ず自分なりの最善の解決法を見つけることだろう。
「目標は、毎回優勝です」と言い切る小祝。明日からの戦いぶりが楽しみだ。