本人は「得意のショットが安定していない。すごく悪いわけではないが」とは言っていた。確かにショットが乱れれば、距離のあるパットが残るうえに、グリーンを外すことも多くなる。長く難しいパットばかりが残るようになれば、短いパーパットすらしびれることになっていく。パットでイヤな外し方をすれば、次のティショットへの悪影響もある。逆にショットがよければ、やさしいパットを打てる位置に球を運べて流れはよくなる。前の1打がこれから打つ1打に大きく影響するのがゴルフだ。だからこそ、ショットが武器と考える小祝が、そこにこだわるのは分かる。だが、小祝を指導する辻村明志コーチは、「調子は悪いわけでもない。今の自分のゴルフとどう向き合うのかが大事」と話す。
明日、5アンダーを出して2日間イーブンパー、できればアンダーパーに持っていきたい。そうすれば予選通過も見えてくる。今の自分と向き合い、小祝はどう折り合いをつけてくるのか。明日のラウンドが楽しみだ。(文・河合昌浩)
明日、5アンダーを出して2日間イーブンパー、できればアンダーパーに持っていきたい。そうすれば予選通過も見えてくる。今の自分と向き合い、小祝はどう折り合いをつけてくるのか。明日のラウンドが楽しみだ。(文・河合昌浩)