＜GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ　初日◇16日◇イーグルポイントゴルフクラブ（茨城県）◇6657ヤード・パー72＞

何気ない会話や質問に対する回答がウィットに富んでいて、会見を開けば日本のみならず海外記者をも爆笑させた“シブコ節”。毎日のように新たなシブコ語録を生み出している。久々の日本でもその“切れ味”が衰えることはない。

「マジ〜？」って感じのシブコ【大会フォト】

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界各国同様に無観客での試合を余儀なくされていた国内女子ツアー。だが、今年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」でコロナ禍となってから初めて有観客で行われると、6月の「アース・モンダミンカップ」、7月に入ってから「ニッポンハムレディス」、そして今週の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」と人数は限定的ながらも、ギャラリーが入って行われるゴルフトーナメントが戻りつつある。

渋野としてはダイキン以来となる母国での有観客試合に「久々にたくさんのお客さんの前でできて楽しかった！」と声を弾ませた。「（コロナ以前の）2年前と比べると大きな声を抑えているところとかありますが、ナイスと声をかけてもらえたり、拍手をいただけてうれしかった。本当に楽しかったです」。そして「これこそがゴルフ！」と紡いだ。

19年の「全英AIG女子オープン」では米ツアー、そして海外メジャー初出場。“無名”の存在とあって全然ギャラリーがついていなかったが、最終日に入るころには持ち前の明るさとキャラクターでイギリスの観客の心をつかみ、大歓声とともにプレーをした渋野。改めてギャラリーのありがたみを感じていた。