もうひとつは、ピンポジションの難しさ。山間部でただでさえ傾斜の強いグリーンで、そのなかにカップが切られている。「グリーンが難しいというよりも、傾斜の強いところにカップが切られているから難しい。寄せるのにも精一杯」と語るのは、今週渋野のキャディを務める佐藤賢和キャディ。高低差の激しいショット位置からグリーンを狙う正確さ、さらにグリーンに乗ったあとも、強い傾斜に対して正確なライン取りとタッチが求められる。「グリーンブックを使えば、これに反して切れていくことはない。ただ3、4メートルくらいの距離が残ると、見え方などで混乱する部分もある」と語る。
トップの全美貞(韓国)を始め、ショットメーカーが顔をそろえる上位勢。滝のCCの攻略には、いつも以上にショットの精度と、ピンのギリギリを狙う思い切りの良さが必要になりそうだ。
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