<大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇25日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>
多くの選手が「グリーンが難しい」と話した女子ツアー初開催の滝のカントリークラブでの戦いを制したのは、元世界ランキング1位だった。申ジエ(韓国)がトータル15アンダーまで伸ばし、今季4勝目、そして日本ツアー本格参戦した14年から8年連続となる年間複数回優勝を達成した。
王者の貫禄 申ジエがこのガッツポーズ【大会フォト】
2打差リードで迎えた最終日。「初日、2日目もスコアが出ていた。2打差でも安心せずに行った」と気を引き締めてスタートすると、序盤ボギーが2つ来たが慌てず。8番からの連続バーディで獲り返すと、折り返してから13番で落としたが14番で「ここは決めないとダメ」と気合いを入れた3メートルを沈めてパーをセーブ。続く15番でバーディを奪って後続を引き離すと、その後はパーを並べて逃げ切り。日本ツアー26勝目をつかみ獲った。
世界で60勝以上を挙げる名手らしいプレーだった。「私は洋芝が好きですが、ここは大まかに言って2種類の芝がある。それによって変わりますね。また、このコースだとグリーンの硬さが少しずつ違った。練習日とか3日間のプレーした経験でいろいろ考えた」と世界で戦った経験を踏まえながら、落としどころ、狙いどころを考えた。そこに状態の良いショットも相まって、「今週のゲームは本当に私のなかで良かったプレー。すごく満足できた」と盤石のゲーム運びで他の追随を許さなかった。
この優勝で、「みなさんに約束している」とかねて公言する大目標の賞金女王も少しずつ近づいてきた。1位の小祝さくらとは約3700万円差。「差はありますが、可能性はある。この優勝でいい流れができると思う。最後まで頑張りたい」とあきらめるつもりはさらさらない。韓国、米国に続く3カ国目のマネークイーンの座へ。ここからギアを上げていく。
多くの選手が「グリーンが難しい」と話した女子ツアー初開催の滝のカントリークラブでの戦いを制したのは、元世界ランキング1位だった。申ジエ(韓国)がトータル15アンダーまで伸ばし、今季4勝目、そして日本ツアー本格参戦した14年から8年連続となる年間複数回優勝を達成した。
王者の貫禄 申ジエがこのガッツポーズ【大会フォト】
2打差リードで迎えた最終日。「初日、2日目もスコアが出ていた。2打差でも安心せずに行った」と気を引き締めてスタートすると、序盤ボギーが2つ来たが慌てず。8番からの連続バーディで獲り返すと、折り返してから13番で落としたが14番で「ここは決めないとダメ」と気合いを入れた3メートルを沈めてパーをセーブ。続く15番でバーディを奪って後続を引き離すと、その後はパーを並べて逃げ切り。日本ツアー26勝目をつかみ獲った。
世界で60勝以上を挙げる名手らしいプレーだった。「私は洋芝が好きですが、ここは大まかに言って2種類の芝がある。それによって変わりますね。また、このコースだとグリーンの硬さが少しずつ違った。練習日とか3日間のプレーした経験でいろいろ考えた」と世界で戦った経験を踏まえながら、落としどころ、狙いどころを考えた。そこに状態の良いショットも相まって、「今週のゲームは本当に私のなかで良かったプレー。すごく満足できた」と盤石のゲーム運びで他の追随を許さなかった。
この優勝で、「みなさんに約束している」とかねて公言する大目標の賞金女王も少しずつ近づいてきた。1位の小祝さくらとは約3700万円差。「差はありますが、可能性はある。この優勝でいい流れができると思う。最後まで頑張りたい」とあきらめるつもりはさらさらない。韓国、米国に続く3カ国目のマネークイーンの座へ。ここからギアを上げていく。