自身も昨年8月に国内シニアツアーで初優勝を挙げた。北谷津が多くのトップ選手を輩出してきた要因について聞くと、「ショートコースでアプローチなどをおぼえられるということもあると思うけど、ここは型にはめず好きなように楽しくできる。楽しくないとゴルフじゃないという考えがあるんです」と、その秘密を答える。稲見もその環境で、質が高い練習をノビノビと続け、日本ゴルフ界初のメダリストになった。「(正規の)18番のバンカーでどんな気持ちだったかとか、直接聞きたいですね」。そんな時間を、篠崎は楽しみにしている。
普段、稲見が練習場にいる時には一緒にラウンドもするジュニア選手からは、花束が贈られ、そして「おめでとう」の言葉が添えられた。その仲睦まじい様子は、一見すると姉妹のようだ。ここには、心から偉業達成を喜んでくれる多くの“家族”がいる。土屋社長は「名誉であり誇り。これからの選手を引っ張ってくれる存在になって欲しい。そのために私たちは、いい練習環境を提供し続けていかないと」と言って、もともと柔和な表情をさらに崩した。
普段、稲見が練習場にいる時には一緒にラウンドもするジュニア選手からは、花束が贈られ、そして「おめでとう」の言葉が添えられた。その仲睦まじい様子は、一見すると姉妹のようだ。ここには、心から偉業達成を喜んでくれる多くの“家族”がいる。土屋社長は「名誉であり誇り。これからの選手を引っ張ってくれる存在になって欲しい。そのために私たちは、いい練習環境を提供し続けていかないと」と言って、もともと柔和な表情をさらに崩した。