3年後の2024年パリ五輪での活躍にも期待がかかる。ただ今の本人の考えは、「少し(出場が)厳しい」というものだ。海外ツアーよりも、国内のほうが世界ランキングに反映されるポイントが少なく、そのためランクを上げづらいという考えがある。渋野日向子を始め、今後海外ツアー参戦への意思を明らかにする選手も多くなっている。稲見はメダル獲得直後、海外メジャーにスポット参戦したいという気持ちは明かしているが、それだけで順調にランクを上げられるかは心配事の一つになっている。
それでも「今週の試合のために(気持ちを)切り替えている。ずっと(五輪の)思い出を引きずっていることはない」と、再び始まるツアー生活に集中する。まずは、今年一番の目標に設定している「メジャー優勝」、そして「早めに2桁優勝はしたい」という思いの実現に向かっていく。今季だけですでに6勝。まずは国内で最高のパフォーマンスを続けることが、パリロードを切り開くために今できることだ。
それでも「今週の試合のために(気持ちを)切り替えている。ずっと(五輪の)思い出を引きずっていることはない」と、再び始まるツアー生活に集中する。まずは、今年一番の目標に設定している「メジャー優勝」、そして「早めに2桁優勝はしたい」という思いの実現に向かっていく。今季だけですでに6勝。まずは国内で最高のパフォーマンスを続けることが、パリロードを切り開くために今できることだ。