＜NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　事前情報◇12日◇軽井沢72ゴルフ北コース（長野県）◇6679ヤード・パー72＞

今年もこの季節がやってきた。昨年はコロナ禍の影響もあり開幕から2試合目。まだ手探りのなかでの戦いとなったが、今回もコロナ禍のなかだが有観客。今大会主催のNECと所属契約を結ぶホステスプロ・安田祐香は「声援も力に変えて成績を残したい」と気合が入る。

やっぱりソックリ!?　安田祐香と姉の2ショット

日ごろからお世話になっている所属先の大事な大会。何とか間に合った、というのが本音だ。7月の「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」に出場後、体調を崩して2試合を欠場。前週は空き週だったため、約1カ月ぶりの実戦となる。

「休む前に出た最後の試合では結構いいショットが打てていて、この試合に向けて状態を上げていきたいところだったんですが、体調不良になってしまったりしてもったいない2週間でした」と調整不足はいなめない。だが、「いつもの試合よりも頑張りたいですし、そういう思いも強いので、練習もあまりできなかった不安はありますが、まずはこの大会に出られることができて良かったという思いが一番」と出場できることにまず安心した。

もちろんそれだけでなく、結果を残したい気持ちも大きい。「成績で目立ちたいなというのは思っているので、いつも応援していただいているぶん成績で恩返ししたいなと思います。去年は予選落ちしてしまったので、まずは予選通過して、少しでも上位で争いたいです」。前戦の「楽天スーパーレディス」では同い年の吉田優利が優勝。そんな同級生からも刺激を受けながら、昨年以上の成績を目指していく。