＜NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　初日◇13日◇軽井沢72ゴルフ北コース（長野県）◇6679ヤード・パー72＞

東京五輪で銀メダルを獲得した稲見萌寧が、日本ゴルフ界初の五輪メダリストとして軽井沢に登場する。日本ゴルフ史を塗り替え、感動を振りまいた稲見。メダル獲得の要因はショットの正確性。五輪では飛距離の出る海外勢に対抗し、長い距離からでもピンを果敢に狙い、バーディを奪っていった。

これが銀メダリストのユーティリティだ！【大会フォト】

そんな稲見の手に握られていたのは、新しいユーティリティだった。「その前のものも気にいっていたんですけど、風が強い日のアゲンストのときに球がふけてしまっていたので、それが改善されました」と新しいものに替えて、力強い弾道を手に入れた。

今週も「替えていません」と、五輪セッティングで臨む稲見。6700ヤード近くある距離のあるコースで、3日間雨予報とくれば、グリーンを狙うショットで長いクラブを持つ可能性は高い。ニューギアが、今週も稲見の力になる機会は多そうだ。

【稲見萌寧のクラブセッティング】
1W：キャロウェイ マーベリック サブゼロ（10.5°、USTマミヤ ジ・アッタス 5S）
3W：ダンロップ スリクソンZX フェアウェイウッド（10.5°、USTマミヤ アッタス11 5S）
5W：ダンロップ スリクソンZX フェアウェイウッド（18°、USTマミヤ アッタス11 5S）
UT：ダンロップ スリクソンZX ハイブリッド（4：22°、5：25°、USTマミヤ アッタスMB HY65S）
5 I〜PW：テーラーメイド P770アイアン（日本シャフトNSプロ950GHネオR）
W：タイトリスト ボーケイSM8（52°、58°、日本シャフト NSプロ950GH R）
PT：テーラーメイド トラスTB1 トラスヒールパター
BALL：ブリヂストン ツアーB XS