＜ニトリレディス 初日◇26日◇小樽カントリー倶楽部（北海道）◇6775ヤード・パー72/パー73＞

さすがメダリストというべきか。「何が苦手なのかというのはわからないんですけど、芝の感じとかコースから圧を感じてしまいます」と小樽カントリー倶楽部に苦手意識を持っていた稲見萌寧が4バーディ・1ボギーの「70」。3アンダーでホールアウトした。

稲見萌寧のキレッキレのミドルキック！【写真】

インコースから出た稲見はパーを並べる展開が続いたが、17番パー3でティショットを2メートルにつけて最初のバーディを奪うと、続く18番でも連続バーディ。折り返してからも5番、7番とスコアを伸ばしたが、最終9番パー5でまさかのボギー。それでも現時点で首位と2打差と好位置につけている。

順位だけ見ればいい位置だが、「やっぱりまだ全然良くはなっていない。左に結構飛んだりしている。向く方向とかうまくいかなくて気持ち悪い。半信半疑というか疑いながら…」とまだまたといった感じで苦笑い。それでも「ドライバーは最低限何とかなったという感じですね。及第点という感じです」とスコアを作るあたりはさすが。

いまだに苦手意識は残っているが、「アンダーが出て良かったという安心感はあります」とまずは最初の関門をクリア。ここからショットを修正して、さらにギアを上げていきたい。