その日の設定によりパー4かパー5になるという16番ホールだった。きょうの初日はパー5の設定。「自分の好きな距離を残すのか、行けるところまで行くのか。攻めるのか安全策でいくのか、決めるのが難しかったです。パー5にしてはフェアウエイの狭さを感じました。そんな迷いがあった中でレイアップを失敗。好きな距離を残そうとしたんですが、もう少し距離を打ちたいと欲が出てしまいました」とボギーとなった。

ニトリレディスは4日間大会。まだ初日が始まったばかりで、先は長い。首位に立ったとはいえ2位グループは1ストローク差の4アンダー。「まだまだ何が起きるか分からないので、油断しないようにします」と、三ヶ島は気持ちを引き締め直した。20年大会の優勝スコアは、笹生優花の13アンダー。この先3日間、選手たちはどこまでスコアを伸ばしていくのか。戦いは、まだ始まったばかりだ。