稲見萌寧をはじめ、菊地絵理香、堀琴音、若林舞衣子といった今年の優勝者がことごとく使っているのがテーラーメイドの『トラス』シリーズパター。プロに渡す在庫がなくなりそうになるほどの流行を見せているが、その裏でじわりじわりと使用者が増えているのが、藤倉コンポジットのパター用カーボンシャフト『MC PUTTER』だ。同社のツアー担当・貞包聡介氏は「今は10人ほどの選手が使ってくださっています。ここ何週間かで一気に増えましたね」という。
稲見萌寧と菊地絵理香のトラス 三角形の大きさが違います
先週の「ニトリレディス」で初めて最終日最終組に入った鶴岡果恋もその一人。最終日にスコアを崩したが、3日目までの1ラウンドあたりの平均パット数は28.66だった。今季の平均が29.9245だから1打以上も縮めていた。その鶴岡はこのニトリから『MC PUTTER X-FIRM(エクストラファーム)』を投入していた。
貞包氏は「鶴岡さんは渡してすぐに“めちゃくちゃいい”と言ってくれました。すごく転がりが良くなり、それによってストロークも小さくてすむ。だから、安定するんです。順回転でいくので曲がりも少ない。何よりもトルクが少なくネジれないので、ヘッドの重さを感じられる。そういったところが、今年少し重たかった小樽CCのグリーンでもはまってくれたのではないでしょうか」と分析している。
また、同大会で5位に入った勝みなみも愛用。今季1ラウンドあたりの平均パット数1位のパター巧者は『トラス』と『MC PUTTER X-FIRM』の組み合わせだ。
「勝さんは“転がりがいいから返しが100%入る”と言ってくれました。ロングパットも返しを恐れずにしっかり打っていける。パット数も良くなりますよね」
稲見萌寧と菊地絵理香のトラス 三角形の大きさが違います
先週の「ニトリレディス」で初めて最終日最終組に入った鶴岡果恋もその一人。最終日にスコアを崩したが、3日目までの1ラウンドあたりの平均パット数は28.66だった。今季の平均が29.9245だから1打以上も縮めていた。その鶴岡はこのニトリから『MC PUTTER X-FIRM(エクストラファーム)』を投入していた。
貞包氏は「鶴岡さんは渡してすぐに“めちゃくちゃいい”と言ってくれました。すごく転がりが良くなり、それによってストロークも小さくてすむ。だから、安定するんです。順回転でいくので曲がりも少ない。何よりもトルクが少なくネジれないので、ヘッドの重さを感じられる。そういったところが、今年少し重たかった小樽CCのグリーンでもはまってくれたのではないでしょうか」と分析している。
また、同大会で5位に入った勝みなみも愛用。今季1ラウンドあたりの平均パット数1位のパター巧者は『トラス』と『MC PUTTER X-FIRM』の組み合わせだ。
「勝さんは“転がりがいいから返しが100%入る”と言ってくれました。ロングパットも返しを恐れずにしっかり打っていける。パット数も良くなりますよね」