それでも「10年前とは飛距離がいちばん違う」というようにコースも大きく変化。一方で自身は当然ながら飛距離は落ちている。そこにどう食らいついていくかがカギとなる。「総距離も伸びていますし、2打で乗らないところもあるので、一生懸命必死こいてパーを獲っていくか、乗せられるところでバーディを獲っていけるか、そういうギリギリの戦いかなと思います」。ここ一カ月は毎週1度、静ヒルズに来てコースをチェック。経験で乗り越えていく戦いとなる。
久しぶりの真剣勝負。「せっかく10年ぶりだから」、と若手への思いを口にする。「技術や飛距離は今の子のほうが上。私が伝えられることといえばゴルフに対する姿勢だったり、一緒に回る選手との関係性だったり。一生懸命プレーすることで、ほかの選手たちが何かを感じてくれたらうれしいです」。役職はなくなっても女子ゴルフ界を思う気持ちは変わらない。
とはいえ、サンバイザーをかぶればすっかり勝負師の顔。「1つでも少ない数字で上がりたいです。頑張って2オーバー、3オーバー内に収めたいとは思います。私が4日間やれたらみんなびっくりするじゃないですか(笑)。頑張ります」。54歳の新たな挑戦が幕を開ける。(文・秋田義和)
久しぶりの真剣勝負。「せっかく10年ぶりだから」、と若手への思いを口にする。「技術や飛距離は今の子のほうが上。私が伝えられることといえばゴルフに対する姿勢だったり、一緒に回る選手との関係性だったり。一生懸命プレーすることで、ほかの選手たちが何かを感じてくれたらうれしいです」。役職はなくなっても女子ゴルフ界を思う気持ちは変わらない。
とはいえ、サンバイザーをかぶればすっかり勝負師の顔。「1つでも少ない数字で上がりたいです。頑張って2オーバー、3オーバー内に収めたいとは思います。私が4日間やれたらみんなびっくりするじゃないですか(笑)。頑張ります」。54歳の新たな挑戦が幕を開ける。(文・秋田義和)