今シーズン、これまでトップ10が13回で、現在の賞金ランキングは9位。ルーキーながら、いつ優勝してもおかしくはない成績を挙げている実力者だ。その実力のほどをしっかり匂わせ、「アイアンショットの上がりは、思ったとおりに打てている」と話す。プロでもスタート前の練習場で打った球の高さと、コースで打つ球の高さがそろわないことがある。この高さへのこだわりもまた、凡人ではない西郷の強さである。
難コースだからこそ、己ができることに徹することが重要となる。それを知る西郷は、どんな結果になろうとも最終日を笑顔で締めくくることだろう。いや、西郷のこの日のプレーを見た誰もが、笑顔で優勝杯を掲げる姿を目に浮かべるに違いない。激戦となっている今大会、最終日最終組から目が離せない。(文・河合昌浩)
難コースだからこそ、己ができることに徹することが重要となる。それを知る西郷は、どんな結果になろうとも最終日を笑顔で締めくくることだろう。いや、西郷のこの日のプレーを見た誰もが、笑顔で優勝杯を掲げる姿を目に浮かべるに違いない。激戦となっている今大会、最終日最終組から目が離せない。(文・河合昌浩)