＜住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇16日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース（愛知県）◇6502ヤード・パー72＞

2019年覇者の渋野日向子が大会前公式会見で抱負を述べた。ゴルフの調子は上向き。先週のメジャー大会ではスコアこそ伸ばしきれなかったが、「手ごたえはあった」と、納得の表情で今週を迎える。

女子ツアーを賑わせる一門が記念撮影で笑顔【大会ライブフォト】

そして今週は、女子ツアー9月の風物詩、JLPGA公認の「朝日インテックpresentsドライビング女王コンテスト」が大会2日目の第2ラウンド終了後に行われる。渋野は2年前の大会では出場しなかったが、今年はどうなのか？

「考え中なんですけど、出ようかなという気持ちはありますけど、あはは」と最初は濁したが、最後には意を決し、「うーん、じゃあ、出ます！」と高らかに宣言。ドラコン女王の称号を狙いにいくことを発表した。

今年に入ってから大幅なスイング改造を行ってきた渋野にとって、飛距離よりも再現性、安定が課題だったが、ここに来てそのスイングが馴染んできたこともあって飛距離も伸びている。「振ったときの距離は平均で出ている」と、自身も実感。「フェアウェイに行かないと計ってもらえないけど（笑）」とオチもつけるが、調子上向きのドライビングには自信をのぞかせる。そろそろ飛ばしでも存在感を見せたいところだ。