「ノーボギーがうれしかった」とラウンドを振り返った。プロゴルファーがよく口にする、“流れ”。ムダなボギーや3パットはその流れを切ると言われ、スコアを伸ばしにくくなるが、渋野は流れを切らさずにラウンドできたことになる。見事な寄せを見せたアプローチは「海外の芝で練習したのもありますし、これぐらいの長さで逆目だったらどれぐらいくわれるかをイメージして素振りをしながらやって、素振りと同じように打てているのも大きい」と成長を感じる。
流れを切らさずに迎えた17番パー4、18番パー5は連続バーディ締め。17番は4メートル、18番は1メートルにつけたが、そこに運ぶまでのすべてのショットは、ほぼ完璧だった。特に18番の3打目は残り125ヤードだったが、グリーン右サイドにピンがあり、アゲンスト風でバンカー越えという状況。「すごく難しかったけど、しっかり距離を打てて、ついて獲れたのはすごくうれしかった」と7番アイアンで放ったショットには納得の表情を浮かべた。
ティショットでラフに入れるなど「ショットは若干乱れている感じ」と話したが、強い風の影響も考慮して「そんなに深く考えていない」と許容範囲がほとんど。「ラフからのショットを何とかしろって感じですよね」と、ラフからグリーンをとらえきれないなどを反省材料とした。「2日目で叩くことが多いのでそこを意識して落とさないように気をつけたい。目の前の一打に集中です」と話したが、ボギーフリーと3パットなしが続けば、2019年11月以来の優勝も近づいてくる。(文・小高拓)
流れを切らさずに迎えた17番パー4、18番パー5は連続バーディ締め。17番は4メートル、18番は1メートルにつけたが、そこに運ぶまでのすべてのショットは、ほぼ完璧だった。特に18番の3打目は残り125ヤードだったが、グリーン右サイドにピンがあり、アゲンスト風でバンカー越えという状況。「すごく難しかったけど、しっかり距離を打てて、ついて獲れたのはすごくうれしかった」と7番アイアンで放ったショットには納得の表情を浮かべた。
ティショットでラフに入れるなど「ショットは若干乱れている感じ」と話したが、強い風の影響も考慮して「そんなに深く考えていない」と許容範囲がほとんど。「ラフからのショットを何とかしろって感じですよね」と、ラフからグリーンをとらえきれないなどを反省材料とした。「2日目で叩くことが多いのでそこを意識して落とさないように気をつけたい。目の前の一打に集中です」と話したが、ボギーフリーと3パットなしが続けば、2019年11月以来の優勝も近づいてくる。(文・小高拓)