トップ3以内もうかがえた位置にいて後半に落としてしまい、「本当にすべてのモノを台無しにしてしまった1日だった」と振り返ったが、終盤スコアを落としたところはグリーンを外して、アプローチを寄せきていないボギー。「8番みたいに冷静にやれば、難しいところでも寄るのに、ああいう流れになってしまうと難しいなと思いました」。
渋野のいう8番パー5の3打目は、ボールが見えないほどの深いラフから25ヤードの距離。深いラフからはロフトの寝たウェッジを選びがちだがが、54度のウェッジを選択して80センチに寄せた。「左足上がりだったので58度だと思ったより飛ばなくて、プラス転がらないことが起きてしまうので、だったら54度である程度距離を出して、コロがる方がイメージは湧きました」。前日の8番でも似たような状況で54度を使った。ボールのライやグリーンエッジからピンまで距離があるなどの状況からクラブ選びをした。100ヤード以内強化のために今年から入れている54度のウェッジは、グリーン周りでも活躍している。
1ホールで流れが変わってしまうのがゴルフ。チャンスも多く作り、悔いの残る1日だったが自己最高の70ホール連続ボギーなしは、リカバリー力向上の証。次戦の日本女子オープンのグリーン回りは深いラフが予想される。「(ラフに)入れないようにがんばりたいですけど、それは多分できないので、自分が持っているウェッジを最大限生かして少ないスコアで上がれるように頑張りたい」。グリーン回りで確実に引き出しが増えている渋野。宮城の悔しさは次戦の日本女子オープンで晴らす。(文・小高拓)
渋野のいう8番パー5の3打目は、ボールが見えないほどの深いラフから25ヤードの距離。深いラフからはロフトの寝たウェッジを選びがちだがが、54度のウェッジを選択して80センチに寄せた。「左足上がりだったので58度だと思ったより飛ばなくて、プラス転がらないことが起きてしまうので、だったら54度である程度距離を出して、コロがる方がイメージは湧きました」。前日の8番でも似たような状況で54度を使った。ボールのライやグリーンエッジからピンまで距離があるなどの状況からクラブ選びをした。100ヤード以内強化のために今年から入れている54度のウェッジは、グリーン周りでも活躍している。
1ホールで流れが変わってしまうのがゴルフ。チャンスも多く作り、悔いの残る1日だったが自己最高の70ホール連続ボギーなしは、リカバリー力向上の証。次戦の日本女子オープンのグリーン回りは深いラフが予想される。「(ラフに)入れないようにがんばりたいですけど、それは多分できないので、自分が持っているウェッジを最大限生かして少ないスコアで上がれるように頑張りたい」。グリーン回りで確実に引き出しが増えている渋野。宮城の悔しさは次戦の日本女子オープンで晴らす。(文・小高拓)