技術面で抜けているのは、その結果やスタッツを見ても分かる部分。ただそれ以上に辻村氏の印象に残ったのは、緊迫した場面でもいつも笑顔でプレーする西村が“ふとした瞬間”に見せるこんな部分だった。
「西村さんは、ミスをした時にピリッとした表情を一瞬見せる。もともと一打一打に重みを感じながらプレーする選手だと見ていて思ってきましたが、西村さんは、同じプラチナ世代のなかでも気持ちを最も前に出してプレーするタイプ。そんなことを感じさせますね」
■大きかったコースでの味方の存在
そのストイックさは、練習場でも垣間見えるという。「何をすべきかが明確。そのような練習を続けていますね。探求心・追及心がないとレベルは上がらない。どういう自己分析をしているのかが伝わってくるし、それがコースでのプレーにも出ています」。2週前に勝った後には、「練習グリーンでティを刺して、そのあいだを通す練習をしています」など西村の会場での取り組みを辻村氏は明かしていたが、それがしっかりと反映されていることを感じる。
また、その攻撃的姿勢にも驚かされた。それは本人の意識はもちろんのこと、キャディの存在も大きかったのでは、という。この2週間とも西村のバッグを担いだのはプロキャディの宮崎晃一氏。ちなみに、今年の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でも優勝した西村のキャディを務めている。
「宮崎キャディはジュニア時代から、九州大会で(全国への出場権が与えられる)上位3人に入るほどのゴルフの腕もある。キャディとしては男子からのたたき上げで、攻め方、ジャッジに信念も持っている。西村さんがやりたいゴルフを、よく理解しているようにも映りました。テンポのいいジャッジのなか、コースを攻めている姿はとても楽しそうでしたね」
「西村さんは、ミスをした時にピリッとした表情を一瞬見せる。もともと一打一打に重みを感じながらプレーする選手だと見ていて思ってきましたが、西村さんは、同じプラチナ世代のなかでも気持ちを最も前に出してプレーするタイプ。そんなことを感じさせますね」
■大きかったコースでの味方の存在
そのストイックさは、練習場でも垣間見えるという。「何をすべきかが明確。そのような練習を続けていますね。探求心・追及心がないとレベルは上がらない。どういう自己分析をしているのかが伝わってくるし、それがコースでのプレーにも出ています」。2週前に勝った後には、「練習グリーンでティを刺して、そのあいだを通す練習をしています」など西村の会場での取り組みを辻村氏は明かしていたが、それがしっかりと反映されていることを感じる。
また、その攻撃的姿勢にも驚かされた。それは本人の意識はもちろんのこと、キャディの存在も大きかったのでは、という。この2週間とも西村のバッグを担いだのはプロキャディの宮崎晃一氏。ちなみに、今年の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でも優勝した西村のキャディを務めている。
「宮崎キャディはジュニア時代から、九州大会で(全国への出場権が与えられる)上位3人に入るほどのゴルフの腕もある。キャディとしては男子からのたたき上げで、攻め方、ジャッジに信念も持っている。西村さんがやりたいゴルフを、よく理解しているようにも映りました。テンポのいいジャッジのなか、コースを攻めている姿はとても楽しそうでしたね」