＜日本女子オープン 2日目◇1日◇烏山城カントリークラブ（栃木県）◇6550ヤード・パー71＞

台風接近のため約2時間15分遅れてスタートしたが、すぐさま中断、そして中止となった「日本女子オープン」の2日目。原英莉花はティオフの6分前にホーンが鳴ったため、準備はしていたものの、結局スタートすることなくコースを後にすることとなった。

笑顔でコースを後にする渋野日向子【写真】

台風16号接近に伴う雨は時間が経つごとに強くなり、「練習場も水が溜まっていて、出来るのかなと思いながら準備はしていました」と原。中止に関しては「このタイミングで再開していたら厳しかったかと思います。あしたから、ということでいい判断をしていただいて良かった」と決定を受け入れた。

2日目の中止により、最終ラウンドは予備日として設けられていた月曜日に実施。合計5日間の戦いとなる。「長丁場になるなとは思いますが、月曜日が日曜日のつもりでしっかりと頑張りたいと思います」と気持ちを切らさず、体力を考えながら戦っていく。

日本女子オープン連覇となれば樋口久子、畑岡奈紗に続くツアー史上3人目。3アンダー・4位タイと好位置につけているだけに、良いコンディションでできる判断を生かしたいところ。「あしたも早起きなので、早目に練習をしてしっかり備えたいと思います」。うまくコンディションを調整して、イレギュラーな戦いを制してみせる。