＜日本女子オープン　最終日◇4日◇烏山城カントリークラブ（栃木県）◇6550ヤード・パー71＞

大詰めだ。台風の影響で順延となっていた日本女子ゴルファーNO.1決定戦の最終ラウンドが、本日開幕。難関・烏山城CCを制圧するのは、果たして誰なのだろうか。

闘志メラメラ？　西村優菜は居残りパット練【写真】

その最有力はトータル9アンダー・単独首位に立つ勝みなみだ。前日の第3ラウンドでは5番パー5でチップインイーグル。最終18番でもチップインバーディを奪い、頭一つ抜け出した。優勝すればいつ使用してもいい3年シードが手に入るとあって、「それが一番欲しい。優勝したらすぐにでも米ツアーに」と、この権利を利用しての米ツアー参戦をもくろむ。“ノリにノッている”23歳が勢いそのまま、初メジャータイトルをつかみにかかる。

そんな勝と最終組で回るのは、ジャンボ軍団のホープ・西郷真央。今季は41試合に出場してトップ10入り14回、そのうちトップ5には8度も名を連ねているが、いまだに優勝はない。念願の初タイトルをナショナルオープンで飾るか。原英莉花に続くジャンボ軍団による“連覇達成”も期待される。

最終組はこのあと午前11時52分にスタート。“初”と“初”をかけたぶつかり合い。このどちらかが悲願を成就させるか。はたまた、3週連続優勝がかかる西村優菜やメジャー初勝利を狙う上田桃子、前日「66」の渋野日向子ら上位勢がまくるのか。月曜日決戦の行方に注目だ。