＜日本女子オープン　4日目◇3日◇烏山城カントリークラブ（栃木県）◇6550ヤード・パー71＞

第1ラウンド（R）で4位タイと好発進していた金田久美子が、その初日に続く「68」を第3Rにマーク。トータル5アンダーに伸ばし、首位と4打差の4位タイに順位を戻す活躍で優勝争いの一角に食い込んだ。

なつかしい　金田久美子のアマチュア時代【写真】

ポンポンと1番、2番で連続バーディ。「前半はショットがよかった」と9番でもスコアを1つ伸ばして折り返した。それでも途中、2.5メートルほどのチャンスを何度も外したことは後悔。ただ「流れを切らさず、最後までできたと思います」と集中を保ち続け、難関が続く後半もパープレーでしのいだ。

今季はじめのQTランク（優先出場順位）は113位。下部のステップ・アップ・ツアーを主戦場に開幕となった。しかし第1回リランキング43位、第2回は44位として、レギュラーツアーの出場試合を増やしていった。今大会も8月の最終予選を35位で突破しつかんだもの。そして、そこで堂々と優勝争いを続けている。

「明日もアンダーパーで回りたいので、攻めるゴルフを。グリーンが結構止まるので、しっかり狙うゴルフをしたい」。11年の「フジサンケイレディス」で初優勝を挙げてから早10年。平成のギャルファーが、令和に入り日本一の座を狙っていく。