理事を退任してからも、実は試合に出るつもりは全くありませんでした。45歳以上の選手が出場できるレジェンズツアーに対しても同じ。以前から、プロ仲間の多くから「おいでよ。楽しいよ」と声をかけられていたのですが、正直私にはその感覚がよくわかりませんでした。現役時代「ゴルフは仕事」だと思ってプレーしていたからです。
それでも、少しずつその気になり、5月のレジェンズツアー、「太陽生命元気・長生きカップ」に出場してみました。レジェンズは9年ぶりだったのですが、驚きました。「楽しいじゃん」。これが正直な気持ちです。
皆さん、すごく楽しそうで、それでいて真剣。その姿は『刺激』という言葉ですませたらいけないような感じがしました。みなさんがホントにゴルフに真摯に向き合っているのが伝わってきたのです。
当たり前ですが、自分自身のゴルフは、飛距離も落ちているし、ヘタにもなっています。それでも、遊びではなく真剣なゴルフのドキドキ感、ワクワク感、ヒリヒリ感はたまらないものでした。
やがて、楽しいだけでなく、悔しいという感情もよみがえってきました。精神面も含めて自分のゴルフができないことに対するふがいなさを感じたといったら伝わるでしょうか。クラブも、最初は「こんな感じでいいかな」だったのが、徐々にそれでは納得できなくなりました。感覚を取り戻し、メーカーさんにご協力いただいて細かい調整をするまでになりました。
9月には、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」にも出場しました。歴代優勝者(1993年)の出場資格は持っていたので、親交のある藤田光里さんに以前から「出場しましょうよ」と言われ続けていました。けれども、レギュラーツアーのしかも公式戦。しばらく試合を離れている私が出場するのには迷いがありました。
それでも、少しずつその気になり、5月のレジェンズツアー、「太陽生命元気・長生きカップ」に出場してみました。レジェンズは9年ぶりだったのですが、驚きました。「楽しいじゃん」。これが正直な気持ちです。
皆さん、すごく楽しそうで、それでいて真剣。その姿は『刺激』という言葉ですませたらいけないような感じがしました。みなさんがホントにゴルフに真摯に向き合っているのが伝わってきたのです。
当たり前ですが、自分自身のゴルフは、飛距離も落ちているし、ヘタにもなっています。それでも、遊びではなく真剣なゴルフのドキドキ感、ワクワク感、ヒリヒリ感はたまらないものでした。
やがて、楽しいだけでなく、悔しいという感情もよみがえってきました。精神面も含めて自分のゴルフができないことに対するふがいなさを感じたといったら伝わるでしょうか。クラブも、最初は「こんな感じでいいかな」だったのが、徐々にそれでは納得できなくなりました。感覚を取り戻し、メーカーさんにご協力いただいて細かい調整をするまでになりました。
9月には、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」にも出場しました。歴代優勝者(1993年)の出場資格は持っていたので、親交のある藤田光里さんに以前から「出場しましょうよ」と言われ続けていました。けれども、レギュラーツアーのしかも公式戦。しばらく試合を離れている私が出場するのには迷いがありました。