同世代(3つ年下)の鬼澤信子さんの存在も大きかったです。「予選に出るから一緒に行こう」、「私本戦から出られるんだけど」、「じゃあ出ようよ」、「信ちゃんが(予選を)通ったら出るよ」。鬼澤さんは予選を突破。「よーし。とりあえず練習ラウンドだけでも行ってみよう」。こんな会話の末、舞台となる静ヒルズCC(茨城県)で、鬼澤さんのキャディをする予定の中野晶さんを交えて、何度もプレーしました。
でも、私はまだ迷っていました。最後に背中を押したのは身近な人たちでした。両親と夫に相談すると「行ってくれば」とあっさり言われ、出場を決めました。
距離があるのはわかっていましたが、現役時代から「ゴルフは飛距離じゃない」と思っていたので、さほど気になりませんでした。
試合会場では、思った以上にプロ仲間や、関係者の方がたくさん声をかけて下さって驚きました。試合数が少なく、ギャラリーが少ない頃も、人気が出てからのツアーも私は両方、経験しています。ギャラリーがいることで緊張もしますが、元気ももらえる。だから、初めて経験した無観客は、仕方のないこととはいえ残念でした。
1番ティでは、本当に緊張して手が震えました。「試合になるとこんなにも自分の思うように振れないんだな」と実感しました。試合になると急に「フェアウェイに置かなくちゃ」と思って余計に振れなくなる。昔は普通に打てばフェアウェイだったので、そんな感覚はなかったのですが(笑)。
残念ながら予選は通りませんでした。もうちょっとましなゴルフをしたかったなというのが正直なところです。ただ、クラブに対して、自分のゴルフに対しても、研ぎ澄まされる感じが戻ってきたのはうれしいですね。
でも、私はまだ迷っていました。最後に背中を押したのは身近な人たちでした。両親と夫に相談すると「行ってくれば」とあっさり言われ、出場を決めました。
距離があるのはわかっていましたが、現役時代から「ゴルフは飛距離じゃない」と思っていたので、さほど気になりませんでした。
試合会場では、思った以上にプロ仲間や、関係者の方がたくさん声をかけて下さって驚きました。試合数が少なく、ギャラリーが少ない頃も、人気が出てからのツアーも私は両方、経験しています。ギャラリーがいることで緊張もしますが、元気ももらえる。だから、初めて経験した無観客は、仕方のないこととはいえ残念でした。
1番ティでは、本当に緊張して手が震えました。「試合になるとこんなにも自分の思うように振れないんだな」と実感しました。試合になると急に「フェアウェイに置かなくちゃ」と思って余計に振れなくなる。昔は普通に打てばフェアウェイだったので、そんな感覚はなかったのですが(笑)。
残念ながら予選は通りませんでした。もうちょっとましなゴルフをしたかったなというのが正直なところです。ただ、クラブに対して、自分のゴルフに対しても、研ぎ澄まされる感じが戻ってきたのはうれしいですね。