日本中が渋野の偉業に沸くなか、帰国後は思うような成績を残せずつらい日々を過ごしたが、9月の「デサントレディース東海クラシック」では最終日に8打差を逆転し、国内3勝目を果たす。日本中が渋野に注目する中、シブコ・フィーバーはますます熱を帯びていく。
その2カ月後の11月。賞金女王争いを演じていた渋野は、シーズン残り2戦なった大王製紙エリエールレディスで、首位と2打差で迎えた最終日に「66」をマークして逆転優勝。タッグを組んでいた定由早織キャディとの初優勝に涙した。
賞金女王は逃したものの、最高の年を締めくくった渋野だったが、20年はコロナ禍に翻弄された。不振を極め未勝利に終わると、21年にはスイング改造など新しい自分づくりに専念。海外挑戦を大命題に信じる道を進み、ようやく優勝という成果を導き出した。
これで海外含め6勝目。ニュー渋野の新たな歴史がここから始まっていくことになりそうだ。
その2カ月後の11月。賞金女王争いを演じていた渋野は、シーズン残り2戦なった大王製紙エリエールレディスで、首位と2打差で迎えた最終日に「66」をマークして逆転優勝。タッグを組んでいた定由早織キャディとの初優勝に涙した。
賞金女王は逃したものの、最高の年を締めくくった渋野だったが、20年はコロナ禍に翻弄された。不振を極め未勝利に終わると、21年にはスイング改造など新しい自分づくりに専念。海外挑戦を大命題に信じる道を進み、ようやく優勝という成果を導き出した。
これで海外含め6勝目。ニュー渋野の新たな歴史がここから始まっていくことになりそうだ。