これまでのスイングに体が慣れていたのに筋肉がつきすぎたため、スピードが変わり手を返すタイミングなどがハチャメチャになっていたのだという。だが結果を考えれば、筋肉をつけたことは間違ってはいなかったのではないだろうか。筋肉が増えたことに“自分で気がついたこと”が、大きな転換期となったのだ。気づかずにいたから、動きをコントロールできなかったのだろう。もちろんトレーニングをセーブするなどの対応も、よい方向に向かった要因であるのは疑いのないところだが。
「いいスタートは切れました。でも、まだ2日間あります。今日は今日、明日は明日という気持ちで向かいます。自分のゴルフに集中していれば、伸ばしていけると思います」と、笑顔で話した勝の瞳には、日本女子オープンという最高峰のメジャーを制した自信がみなぎっていた。
「100ヤード以内の距離が合ってきている」と勝はいう。多くの名手たちが「スコアをつくるのはショートゲームだ」と言っていた。ショットがピンに寄れば、パッティングのプレッシャーはない。歯車が噛み合った勝の疾走がどこまで続くのか、楽しみで仕方がない。(文・河合昌浩)
「いいスタートは切れました。でも、まだ2日間あります。今日は今日、明日は明日という気持ちで向かいます。自分のゴルフに集中していれば、伸ばしていけると思います」と、笑顔で話した勝の瞳には、日本女子オープンという最高峰のメジャーを制した自信がみなぎっていた。
「100ヤード以内の距離が合ってきている」と勝はいう。多くの名手たちが「スコアをつくるのはショートゲームだ」と言っていた。ショットがピンに寄れば、パッティングのプレッシャーはない。歯車が噛み合った勝の疾走がどこまで続くのか、楽しみで仕方がない。(文・河合昌浩)