そんな境遇を打破するために奮闘する高木が優勝のチャンスをつかんだ。そこには、後輩の活躍から芽生えた強い気持ちも影響している。先週の「スタンレーレディス」最終日を最終組で回り、プレーオフに進出するも敗れた佐藤心結(さとう・みゆ、明秀学園日立高3年)は同じ三觜喜一コーチに師事する仲間。その後輩のプレーを見て、うれしさとともに、悔しさも味わった。
「すごいとは思いますけど、自分が先を越された、自分はまだ最終組で回ったこともないのに、という悔しい思いもあります。彼女が『優勝する』と言っていたのを知って、そこが違うなと思ったし、すごく悔しい気持ちがした。だから、優勝を狙って、このあとの試合につなげたいと思っていたので、今日のプレーはうれしかった」
残された試合で賞金を積み上げ、賞金シードを獲得すれば正会員になれるが、目指すは“優勝”。上位に優勝経験豊富な選手が軒並み顔をそろえる中で、手っ取り早く正会員の資格を得るには、頂点を狙うしかない。「8アンダーぐらい出さないと無理だと思うので。とにかくたくさんバーディを獲っていきたい」。先を行く勝みなみや渋野日向子と同じ黄金世代の一人。これまで味わった悔しさを、最後の18ホールにぶつけ、正会員になってみせる。
「すごいとは思いますけど、自分が先を越された、自分はまだ最終組で回ったこともないのに、という悔しい思いもあります。彼女が『優勝する』と言っていたのを知って、そこが違うなと思ったし、すごく悔しい気持ちがした。だから、優勝を狙って、このあとの試合につなげたいと思っていたので、今日のプレーはうれしかった」
残された試合で賞金を積み上げ、賞金シードを獲得すれば正会員になれるが、目指すは“優勝”。上位に優勝経験豊富な選手が軒並み顔をそろえる中で、手っ取り早く正会員の資格を得るには、頂点を狙うしかない。「8アンダーぐらい出さないと無理だと思うので。とにかくたくさんバーディを獲っていきたい」。先を行く勝みなみや渋野日向子と同じ黄金世代の一人。これまで味わった悔しさを、最後の18ホールにぶつけ、正会員になってみせる。