負けはしたが、勝にとっては収穫のあったプレーオフだったという。「18番は予選の2日間ともティショットを曲げてラフに入れていたのですが、プレーオフでは真っすぐ狙いどおりフェアウェイに置けました。セカンドショットもオーバーしましたが、ピンに向かって真っすぐ。5月のころはそれが打てていなかった。勝利という結果は伴わなかったけど成長を感じました。攻めのゴルフをして、悔いなく終われました」。勝負を楽しめた満足な笑顔で話した。
確かに古江は、勝のいうとおりうまかったのだろう。だがプレーオフ3ホールのすべてのショットで、攻め続けた勝の勝負にかける思いは古江以上だったのではないだろうか。その強い気持ちがあれば、これから何度も優勝争いに顔を出してくるに違いない。それを確信させるプレーを勝は見せてくれた。次戦に期待しよう。(文・河合昌浩)
確かに古江は、勝のいうとおりうまかったのだろう。だがプレーオフ3ホールのすべてのショットで、攻め続けた勝の勝負にかける思いは古江以上だったのではないだろうか。その強い気持ちがあれば、これから何度も優勝争いに顔を出してくるに違いない。それを確信させるプレーを勝は見せてくれた。次戦に期待しよう。(文・河合昌浩)