＜LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　2日目◇25日◇宮崎カントリークラブ6,482ヤード・パー72＞

　国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の2日目。強い風と硬く速い高麗グリーンに悩まされ各選手苦しむ中、今季待望の初勝利を挙げた藤本麻子がパープレーでしのぎ切り、トータルイーブンパーで5位タイにつけた。

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　前半はバーディとボギーが交互にくる展開。後半はスコアカード通りのプレーで最後までガマンが続いた。それでも「本当に目とタッチが合わないと入らないし、難しい展開の中、今日は良く入った」というパッティングが冴えて大崩れすることなく18ホールを回りきった。だが、良いゴルフを続けてきただけに悔やまれるのは最終ホールだ。セカンドを8番アイアンで2.5メートルにつけながら、惜しくも外れパー。終盤はスロープレーで警告も受けて走ってプレーを続けていたことで微妙にリズムも狂ったか、「最後バーディで上がりたかったけど」と決め切れなかったバーディパットに唇をかんだ。

　4打差を追って残りは2日間。「あとは忍耐力だと思います。みんな苦しいし、バーディチャンスについても入らない展開多いけど、その中でもパーでしのいでいけたら」。歯を食いしばって上位に食らいついていく。

【2日目の順位】
1位：全美貞(ジョン・ミジョン)(-4)
2位：宋ボベ(ソン・ボベ)(-2)
3位T：表純子(-1)
3位T：アン・ソンジュ(-1)
5位T：フォン・シャンシャン(E)
5位T：不動裕理(E)
5位T：李知姫(イ・チヒ)(E)
5位T：藤本麻子(E)