先週プレーオフで敗れ、リベンジを期す今大会で1打差の2位につける勝みなみは、そんな古江のことを「職人みたいなイメージ。フェアウェイに置いて、セカンドで乗せて、パターを入れる」と表現する。コツコツと毎ショット最善の策を取り続け、気がついたら上位にいる…そんな姿を的確にとらえた表現といえる。ちなみにこの日の古江のパーオン数は18ホール中17ホール。アプローチ回数は「1回」と、セカンド以降も精密機械のようなプレーを続けていた。
「きょうと同じようにうまく集中して、楽しく回れたらいいかなと思います」。出身地の兵庫県で連勝を目指す21歳は、緊張するはずの最終日も地元民の前で黙々とその“職人技”を披露し続ける。(文・間宮輝憲)
「きょうと同じようにうまく集中して、楽しく回れたらいいかなと思います」。出身地の兵庫県で連勝を目指す21歳は、緊張するはずの最終日も地元民の前で黙々とその“職人技”を披露し続ける。(文・間宮輝憲)